武藏ふぁーむは、代々続く野菜農家で、私で5代目になります。
トマトは祖父の代から栽培を始めました。
現在は、トマトに加え、米やその他様々な野菜を組み合わせ、年間を通じて11名のスタッフとともに、おいしい農産物を生産しています。
トマトは、味と品質にこだわり、酸味を抑えることで、ちいさい子供でも喜んで食べてもらえる「1個たべたら もう1個たべたい」と思うようなトマトを作ることを心がけています。
当社では、岩手県版GAPに基づいた生産工程管理を実践し、「安全 安心 さらに美味しいトマト」を栽培、供給することを心がけています。
水稲と多品目の野菜を我家の労働条件にあった組み合わせを行い家族全員が年間を通じて農作業に従事できる体制を作り、多少の気象変動や外国からの輸入圧力による価格変動等に耐えられるように、有機質やぼかし肥料を中心とした土作りを行い又、規格外品等や多品目の農産物を販売する直売所を開設し無駄の少ない販売をしています。
少し離れた場所5ヶ所に680坪・360坪・602坪・130坪・60坪 計1,832坪のビニールハウスを立てて栽培しています。水稲は自宅周辺の市街化が進み栽培ができないために、盛岡、滝沢、雫石の3市町村に水田を取得し栽培、更に食味値を高めるための土作り肥料の選定、更に労力の省力化を計るために機械化一貫体系の確率、米の調整作業施設は国の資金を利用し20ha規模のミニライスセンターを平成8年に自宅から約6km離れた場所に建設し、フレコンバック出荷時による省力化栽培経営に取組んでいます。
「入れれば 採れる」という感覚での肥料の投入栽培は、それがたとえ堆肥有機質肥料であっても入れ過ぎると過剰施肥になり障害が出てしまいます。そのため、ほ場にいくら残っているか土壌診断を行い、残存肥料の量を把握し次作の施肥設計に役立てています。
畜糞や汚泥等を原料にした肥料はなるべく使用せず、質の良い有機を求め、植物質は大豆や油かす等、動物質は魚かす・肉かす・卵殻・蛎がら・蟹ガラ等を使用しています。その他、ミネラル分の多い貝化石・腐植等をぼかし肥料にしたものや、大豆・いわし等を原料とした有機珪素、土壌活性浄化材、多種のアミノ酸資材等を使用しています。
農薬の散布は、天敵を利用するなどできるだけ軽減するよう努めています。温室コナジラミ対策には天敵であるツヤコバチの導入や非散布方製剤(ラノーテープ)を使用。また、アザミウマ対策には誘引粘着テープ、対病性のある品種を使用しています。さらにはESS静電噴霧機による低濃度少量散布、マルハナバチの導入よるホルモン処理の省略、農薬の散布量・回数を半分程度に押さえる等、安全な野菜作りを実践しています。
株式会社 武藏ふぁーむ
代表取締役 武藏 卓也
〒020-0866
岩手県盛岡市本宮3丁目12-1
TEL 019-636-2068
FAX 019-636-3176